2011年03月23日

サピカカードで北洋銀にだけ独占的利益

市長が頭取と結んだ合意に異議あり!


 札幌市が、地下鉄に導入した「SAPICA(サピカ)」カードは、改札口にかざすだけで通過でき便利ですが、地下鉄でしか使えないため、まだ、20万枚ほどしか発行されていません。

 交通機関のカードの代表格はJR東日本の「SUICA(スイカ)」です。JRや地下鉄、バス、モノレールはもちろん、社員証や学生証、電子マネーで買い物にも使え、3400万枚以上発行されています。また、各銀行や信販会社がスイカとしても使える独自のキャッシュカードを発行し広く普及しています。

 札幌市は、サピカをJRやバス、路面電車に拡大し、電子マネーも使えるようにする計画ですが、北洋銀行だけに独占的な利益をもたらす合意を市長と北洋銀行頭取の間で交わしていたことが分かったから大問題です。
 北洋銀行のキャッシュカードだけにサピカの機能を持たせ、カードローンも使えるようにするというのです。

 市長は、私、松浦忠の本会議の質問に対し、「1年後にはどこの金融機関も使えるようにすると北洋銀行は言っている」と答弁しましたが、電子マネーのシステム開発は北洋銀行が3億2800万円をかけて行い、特許も同行が取得することになっています。

 利用者は交通機関でサピカを使う度に利用料の一部を北洋銀行に支払うことになるのです。また、「1年後」という約束は、合意文書のどこにも記載されておらず、北洋銀行が認めない限り、いつまでも利用料の支払い義務が生じます。

 専門家は、「北洋銀の開発費3億2800万円は高すぎるし、JR東日本と同じシステムを使うJR北海道のKITACA(キタカ)に、市独自の機能を追加するだけで、どこの金融機関も公平に利用でき、市民にとって最も利用しやすいカードにできる」と指摘しています。
 私、松浦忠は、北洋銀行にだけ独占的な利益をもたらすような合意はただちに撤回し、市民が最も利用しやすいシステムにするよう強く求めていきます。
posted by 札幌市議会議員松浦忠後援会 at 13:09| 札幌市議会だより