2010年12月21日

除排雪の悩み解消へ全力

大雪なのにラッセルは来ない。道幅せまく、ぬかるむザクザク道路
1キロ11,000円が7,000円になる元請けのピンハネやめさせました


 冬の除排雪は悩みの種です。私、松浦忠は、市議会議員に初当選した1983年(昭和58年)以来22年間、一貫して「雪の悩み」解決に全力をあげてまいりました。白石区は札幌市内でも降雪量が多いうえ、道幅の狭い生活道路が多く、きめ細かな除排雪が欠かせませんが、市の除排雪体制はまだまだ非効率的です。税金を節約しながら、幅2.5メートル以上の道路の完全除排雪を松浦忠は提案しています。

 降雪後の「暖気で道路がぬかるみ、車が通れないほどなのに除雪車が来てくれない」という苦情が殺到します。特に生活道路の状態は深刻です。救急車や消防車はもちろん、石油運搬車やデイサービスを利用する高齢者の送迎車も入れないという事態に至ります。

 たとえは99年の1月3日から4日はみぞれになるほどの暖気で、道路はざくざくになりました。4日朝から苦情が殺到しましたが、私が確認したところ、白石区内4つの除雪センターのうち、出動したのは1カ所だけです。ただちに、全てのセンターに要請して出動させましたが、こんな常識でもわかる事態に対処できていません。

 市は、「除雪車の出動基準は降雪15センチ以上だから」と言い訳をしたのですが、道路通行を確保するという本来の目的を忘れた、「お役所仕事」としか言いようがありません。

●元請けのピンハネ
 ・道路除雪の市の委託費は、当時、1kmあたり11,000円でしたが、仕事は下請けに回され、1kmあたり7,000円になるのが相場でした。これでは「ていねいな仕事はやれない」というのが下請け業者さんの本音でした。また、実際に作業をするのは地元業者とは限りませんから、地域の道路事情を十分把握しているとは言えません。
 ・元請け業者の大多数が市長の後援会加入業者で、市職員の天下りを受け入れている会社も多数ありました。天下り先の企業には、それに見合うだけの仕事が発注される仕組みですから、除排雪契約そのものが談合体質を色濃く疑わせるものだったのです。
私、松浦忠がこれらの問題を厳しく指摘してから、ピンハネはほとんどなくなり、今年度は、1kmあたり10,900円が、下請けで10,500円ほどになっています。元請けには除雪センター経費(白石区JR線北地区の場合2780万円)が別に支給されているので、ピンハネする理由はないのです。それでもまだ、400円ピンハネしているのです。しかし、大幅に改善することができました。

●どうすればいい除雪ができるのか
 幹線道路は、公平な一般競争入札でおこない、談合をきっちりと排除すべきです。
 また、生活道路は、市の除雪契約を中学校区に分割して、実際に作業をする地元業者と直接契約するようにします。この方法なら契約単価が守られます。また、地元の事情に精通していますから、きめ細やかな配慮のある仕事が期待できます。さらに受注業者への天下りを禁止することが必要です。
 
●除排雪にもっとアイデアを生かそう
 雪を運び込む堆積場までの距離が近いとトラックの回転がよく、排雪作業が効率的におこなえます。そのために空き地の有効活用と、融雪槽、河川敷などに融雪施設の整備を提案します。
・もっと多くの雪堆積場所を作る
・河川敷や公有空き地、冬季に使用しない公園を活用する
・民有空き地を冬の間使用料を支払って活用する
・高架下の空間を融雪水対策をほどこして活用する
・場所によっては、道路の歩道側の雪を中央分離帯側に積む除雪をおこなう
・融雪槽、融雪施設の整備
・下水道や公衆浴場などの排水熱を活用した融雪槽をきめ細かく整備する
・河川敷は、堆積した雪を雪解け水を汲み上げ、降らして解かす融雪槽型に整備し、雪解け水は沈殿池を経由して川に流す仕組みにする

●「市民助成トラック制度」活用を
 町内会などでおこなう排雪作業には「市民助成トラック制度」と「排雪パートナーシップ制度」がありますが、パートナーシップは市民助成トラックの1.61倍も市民負担が多くなります。「市民助成トラック制度」を上手に活用する方法は次の通りです。
 ・市民助成トラック制度を活用し、町内会などの排雪実施団体は積み込み代金を複数の業者から見積もり、比較によって安い方に発注する。
・ 町内会役員が高齢化により見張り作業が困難な場合は、積み込み業者に見張り員も代行してもらう。

●生活道路完全除排雪と融雪設備設置
冬の除排雪は悩みの種です。私、松浦忠は、幅8メートル以下の生活道路の完全除排雪を実施するため先頭に立ってきました。下水道汚水の水温を利用する融雪をいち早く提案し、市内各所に融雪槽や流雪溝の設置を実現しています。ただ、商店街に設備した流雪溝については、空き店舗前に雪山が残るなど、十分な運用ができていない所もあります。市は、造るだけではなく、有効に活用できるよう、地域住民と知恵を出し合っていくことも必要になっています。

●開発局に掛け合い雪堆積場確保
 白石区には雪堆積場が不足しています。私、松浦忠は、03年の第1回定例会で、「高速道路下を利用できないか」と提案し、直接、開発局に出向いて具体的な方法を示しながら働きかけました。開発局は、札幌市の雪堆積場不足を理解していて、高架下を活用することで不要になる分の雪堆積場を札幌市に譲ってもよいという回答をいただきました。豊平川の雁来大橋下流左岸に、市内の平均的な雪堆積場1箇所分(約20万立方メートル)が確保できました。

posted by 札幌市議会議員松浦忠後援会 at 15:59| 全市的な取り組み・実績